講座一覧
言語学Ⅰ・Ⅱ 横山安紀子(講師)
言語学は人間言語を分析し解明する科学である。本講座では一般言語学を扱い言語の構造を理論的に解説していく。教材は日本語だけでなく英語も含める予定である。受講生には自ら授業課題を考え、発表もしてもらう。3~4年次学生の履修が望ましい。
古典文学史Ⅰ・Ⅱ 上田薫(教授)
古代から近世までの古典を、各時代の思想や物語の変遷を辿りながら通覧してゆく。各時代の歴史的背景などを踏まえながら、古典文学の原典から抜粋して講読する。古典は難しいという先入観を崩して、近世以前の日本人の思想や感情を知るための一助となることをねらいとする。
現代文学史Ⅰ・Ⅱ 谷村順一(教授)
現代小説を読む醍醐味は、読者が作品や作者と同時代を併走できることにある。本講座では主に当月の文芸誌に掲載された作品の講読を通じ、リアルがフィクションを凌駕する現代において「なにが物語を有効にするのか」について考察を行う。
海外文芸史Ⅰ・Ⅱ 尹東燦(講師)
この授業では魯迅・周作人など日本、日本文化と深いかかわりを持った中国の作家や評論家及び中島敦・竹内好・武田泰淳など中国、中国文学と深いかかわりを持った日本の作家、評論家を取り上げ、二〇世紀における日中の文学、文化交流事情を探るとともに、八〇年代以降現れた高行健・莫言などのノーベル文学賞作家を取り上げ、現代の中国文学を概観する。
海外文芸史Ⅲ・Ⅳ 鈴木ふさ子(講師)
ニューヨークほど多くの文学作品や映画の舞台となった場所がかつてあっただろうか。本講義では、ニューヨークを舞台にした文学、映画、ドラマ 『ティファニーで朝食を』、ニール・サイモンの喜劇、『ライ麦畑でつかまえて』、ポール・オースターの『ニューヨーク三部作』、『タクシードライバー』や『ジョーカー』、『セックス・アンド・ザ・シティ』など を取り上げ、作品の基軸となるニューヨークの文化や移民の問題、時代背景を概観する。
日本文化史Ⅰ・Ⅱ 上田薫(教授)
口承文芸という切り口で、古代から近世までの文芸表現の歴史について考える。古代社会の祝詞や神話、説話、社寺縁起を中心にテキストを選び、口承文芸独自の特徴を知り、それが他の物語、近世小説類にどのような影響を及ぼしたかについて学んでゆく。
思想の歴史・思想の座標 山下洪文(専任講師)
思想なき文学は虚無であり、文学なき思想は記号にすぎない。「思想」と「文学」の結節点は何処にあるのか。ニーチェ・キルケゴール・太宰治・磯田光一といった先人の言葉を参照しつつ、思索を展開する。
文芸入門講座Ⅰ・Ⅱ 山中剛史(講師)
明治から昭和にかけて、近代文学が歴史的変遷のなかでいかような葛藤と革新を孕んで今ある「近代文学」となっていったのかを、「文」「方法」「メディア」という三つの視点から各々の作品を参照しつつ考察していく。
文芸特講Ⅰ・Ⅱ ソコロワ山下聖美(教授)
テーマは、「日本近現代文学の作家から創作の極意を学ぶ」。取り上げる作家は宮沢賢治、林芙美子、有吉佐和子、樋口一葉など。作家たちの生涯や創作の方法を講義やディスカッションなどを通して探求し、受講者自らの文学観や人生観の形成を促すこと、それらが自らの創作へ結び付いていくことを目的とします。
文芸特講Ⅲ・Ⅳ 伊藤景 (専任講師)
小説やマンガ・アニメ・舞台といった作品において、魅力的な作品には魅力的な登場人物が存在します。なぜ、魅力的だと思ったのでしょうか?古典作品から2.5次元作品まで、さまざまな作品を手掛かりに「キャラクター」について理解を深めることをねらいとします。
文芸特講Ⅴ・Ⅵ 髙野和彰(専任講師)
前期はミステリの歴史について俯瞰しつつ、時代ごとの技術的背景・文化的背景についても作品を例に解説していきます。後期は江戸川乱歩の作品を中心に取り上げ、その特徴や欧米作品との差異について、グループ討議なども行いながら考えていきます。
文芸特講Ⅶ・Ⅷ 山下洪文(専任講師)
眠り=夢は、生と死の間に漂うことだ。そして創作は、現実と架空の間を縫ってゆくことだ。死と夢と創作は、細く美しい糸で結ばれている。歴史的な夢文学や、受講生の夢日記を読み解き、私たちの内なる「異界」を探求する。
SF小説論Ⅰ・Ⅱ 青木敬士(教授)
「人ならざる存在」を仮定することにより、人類がいかにヒトの感覚にとらわれた見方で世界を把握しているかを明らかにする文学でもあるSFについての講義。ジャンルを越えた創作のヒントとなるよう、現実の技術革新の動向もからめつつ、空想にリアリティを与える手法を考える。
雑誌研究Ⅰ・Ⅱ 谷村順一(教授)
それぞれの時代を代表する雑誌のコンテンツを概観することで、時事性、社会性がどのように誌面構成などに反映され、各雑誌のスタイルが構築されていったのかについて、「雑誌メディア」の持つ特性とあわせて考察を行う。
作家作品論Ⅰ・Ⅱ 谷村順一(教授)
近現代の日本文学作品を実際に読むことにより、創作過程における作家と作品との関係について考察を行い、作品理解をより深めていくことを目標とする。
出版文化論Ⅰ・Ⅱ 伊藤景(専任講師)・白川貴浩・成澤浩一・ 湯山玲子・石戸谷直紀・山下奈緒子・小川真実(講師)
7人の講師が様々な切り口で出版文化を語るオムニバス形式の授業。伊藤が「ガイダンスと全体の統括」、湯山は変化のただ中にあるメディアと表現の現場からの知見、成澤と石戸谷は編集の現実と未来へ向けての開拓、小川と山下と白川は現役出版社社員として、その仕事内容を伝えます。適宜、出版関係のゲストも迎え、現場からの報告を行ってもらいます。
詩歌論Ⅰ・Ⅱ 山下洪文(専任講師)
詩とは、傷痕から流れ出る血のようなものだ。なぜ血を流さねばならなかったか、流れた血が何処へゆくのかを考えるのが「批評」である。詩の実作と討議をとおして、私たちの生存の意味を探る。
小説論Ⅰ・Ⅱ 楊逸(教授)
近現代日本と世界の名作を取り上げ、そのテーマや構成、書き方などについて、授業で議論する。「私にとって小説とは」について、思考する一つのキッカケにしたい。教材は、授業の時に指示する。
文芸創作論Ⅰ・Ⅱ 青木敬士(教授)・吉田恵里香(講師)
SF・ファンタジー・ホラー・ミステリー・ライトノベルといった「設定」がモノをいうジャンルも「文章」自体に魅力が備わっていなければ読書に没頭させることは叶わない。物語世界・構造のアイデア出しと、言葉というメディアでなければ不可能な演出法の両面からリアルなフィクションの創作法に迫る。
文芸創作論Ⅲ・Ⅳ 上坪 裕介 (准教授)
「いかに書くか、何を書くか」という問題は文章を書く人間にとって常に意識されていることであるが、本講座ではその「いかに書くか」というところに焦点をあてる。グループワークによる具体的な実践のなかで文体についての認識を深め、表現技法の習得を目指す。協調的で積極的な参加が不可欠。50名程度を上限とし、選抜することもある。
文芸批評論Ⅰ・Ⅱ 岩崎純一(講師)
近代文学や和歌(歌会・歌合の舞台芸術性・総合芸術性)を取り上げ、文芸の批評とともに、文芸批評(という文芸)の批評・観察にも取り組む。文芸批評が持つ個人の感想としての性質、承認欲求、作品自体の善し悪しの判定欲求(理想文芸への憧れ)にも迫る。
幻想小説論(前期) 高原英理(講師)
文学的幻想性は現在のフィクションにとっていよいよ重要なものになりつつある。だがそこに魅力の有無が大きな差を作り出す。魅力ある幻想とはいかなるものか、それはいかなる場に発生するか、過去から現代までの特徴的作品を見ながら考える。
ミステリー小説論(後期) 高原英理(講師)
ミステリーの原義は「謎」である。そこから多くの犯罪をモティーフとするフィクションが生まれたが、解かれる解かれないは別として、謎をめぐる物語であることは変わらない。源流となったゴシックロマンス以後、また日本では江戸川乱歩以後の、謎の語り方を考える。
翻訳文学論Ⅰ・Ⅱ 坂下将人(講師)
通期を通してФ.М.ドストエフスキー『悪霊』を題材に用い、創作にも応用可能な文学研究の基礎と方法を習得する。
伝記論Ⅰ・Ⅱ 岩崎純一(講師)
国家の伝記・国史・正史(『古事記』、『日本書紀』、神話、歴史書)、哲学者などの伝記・自伝(日藝創設者・松原寛やニーチェ)、無名の個人の伝記・自伝(日記、エッセイ、紀行文、履歴書)を扱い、事績の創作・脚色・誇張表現の錯綜と意義を観察する。
メディア論Ⅰ・Ⅱ 小神野真弘(准教授)・香月孝史(講師)Iのみ
私たちの「当たり前」はなぜ「当たり前」なのか。この「当たり前」、換言すれば世界観はメディアが媒介する情報によって形成されるもの。言語から新聞、テレビ、SNSまで、諸メディアの成り立ちや特徴を俯瞰することで、私たちがいま直面する課題を乗り越えるための糸口を探ります。また、多彩なメディア領域で活躍するゲストを招き、最前線の実践知を学ぶことで、芸術活動のためのノウハウや問題意識を身につけます。
ジャーナリズム論Ⅰ・Ⅱ 小神野真弘(准教授)
ジャーナリストが取材し、メディアを通じて報じるとき、事実はどのように変容し、私たちはどのように受け取るのか。具体的事例を用いてこの構造を解き明かすことで、世界を認識する「解像度」を高め、クリエイティブに不可欠的な批判的思考の構築を目指す、芸術学部に至適化されたジャーナリズム論です。前線で活躍するジャーナリストを招いてのゲスト講義も盛んに行います。
マンガ論Ⅰ・Ⅱ 伊藤景(専任講師)・牛田あや美・猫蔵(講師)Ⅱのみ
石ノ森章太郎の作品を中心に、「マンガとは何か?」をテーマに研究者の観点から追究していきます。前期は伊藤が授業を担当し、後期はオムニバス形式にて開講します。猫蔵は『ガロ』にも参加していた日野日出志の作品を、牛田は石ノ森以前の戦前・戦中のマンガを担当します。
現代詩研究Ⅰ・Ⅱ 山下洪文(専任講師)
詩は世界創造であり、批評は世界解釈である。そのどちらが欠けても、「世界」は空虚なものとなる。詩(創作、創造)と批評(哲学、思想)をともに学び、自己を深め、世界に繋がる手がかりを探す。
エッセイ研究Ⅰ・Ⅱ 石戸谷直紀(講師)
平安から令和に至る随筆・エッセイを主な対象とする。講義、対話、実作等を通して、技法や認識(ものの見方・考え方)を実践的に探究し、自己の表現活動に活きる〈わざ〉を磨く。書く/読む行為と身体とのかかわりを探るエクササイズも適宜、取り入れていきたい。
ノンフィクション論Ⅰ・Ⅱ 小神野真弘(准教授)・大住有(講師)
ノンフィクションは多彩な形式をとりますが、本講座では「インターネットにおける魅力ある記事」に焦点を当て、それを創出するためのスキルを養成します。プロの現場同様の記事実作、現役クリエイターによるゲスト講義、ワークショップ等を通じて、企画立案・取材・執筆のノウハウおよび、クリエイティブに不可欠な「受け手を意識する姿勢」を身につけます。
児童文学論Ⅰ・Ⅱ 栗原奈穂(講師)
不世出の童謡詩人・金子みすゞを取りあげる。時代背景や風土等みすゞの生涯に触れながら作品を分析し、各自の感性で検討し合い、みすゞ童謡の魅力・魔力を研究する。作品を手で書き写す、声に出して朗読する等、みすゞ童謡を共体験することで、自ら創作をも試みる。
シナリオ研究Ⅰ・Ⅱ 吉川次郎(講師)
シナリオが小説と異なる点は「すべてを絵で語る」ことにある。目に見えない「人間の本質=ドラマ」を言葉では無く映像の中でいかに表現するか? 文学的アプローチとは異なる発想・思考を養うことで創作能力のさらなる向上を目指す。
原典講読Ⅰ・Ⅱ 坂下将人(講師)
前期は諸言語に対する比較・考察を通して言語の仕組みへの理解を深め、認識を改変させる方法で創作手法と原文読解に必要な思考方法の獲得を指向する。後期はФ.М.ドストエフスキー『罪と罰』、Н.В.ゴーゴリ『鼻』、宮沢賢治『どんぐりと山猫』等の作品を取りあげ、原文と翻訳の比較を通して作品の本質的な諸特徴を把捉し、創作へ応用する。通期を通して「一文の読み方」、「一文の書き方」に焦点を当て、制約の中での「一文力」の向上を目指す。
原典講読Ⅲ・Ⅳ 大島尚子(講師)
ドイツ語の文章分析をしながら原書を日本語に訳し、作品の内容理解を深め、さらに原典と翻訳のイメージの違いについて考える。原典講読Ⅲでは重要な文法事項を学びながら、Erich KästnerのTill Eulenspiegelとグリム童話を取り上げ、IVではKafkaや現代作家の小作品を読むことで、近現代のドイツ文学への興味を高め、理解を深めることを目標とします。
文芸特別講座Ⅰ(前期) 篠原広高(講師)
職業選択へのステップとして、豊かなキャリア観に触れて自分と職業を結びつけることを目的とする。その為に①キャリアを体系的に学ぶ ②社会・企業で働く社会人ゲストの話を聞く。自己分析等も経て、自身のキャリア観の醸成・アップデートをする。
文芸特別講座Ⅱ(夏季集中講座) 篠原広高(講師)
大学で学ぶ「書く」「表現する」ことが仕事に活用できると実感することを目的とする。その為に企業・団体が抱えているリアルな課題に対して、受講生が少人数のグループ毎に力を合わせ、3日間で解決方法を提示。その後フィードバックを受ける。
文芸研究Ⅰ 青木敬士(教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 伊藤景(専任講師)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 上田薫(教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 小神野真弘(准教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 高野和彰(専任講師)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 谷村順一(教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 丹一信(准教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ ソコロワ山下聖美(教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 山下洪文(専任講師)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅰ 楊逸(教授)
いくつかの文章課題と合評を通して、文章を「書く」ことの楽しさや難しさを改めて体感する。同時に、他者の文章を「読む」ことや「評する」ことにも積極的に取り組んでもらい、加えて、ゼミ雑誌の企画会議や編集作業を通して、ともすれば個人でも完結可能な「文芸」という分野における協調性の大切さも認識してもらいます。
文芸研究Ⅱ 青木敬士(教授)
ライトノベルを「アニメ系の表紙絵がついたティーンズ向けの小説」と侮ってはいけません。真剣に書き手になりたければ、いまこれほどシビアなジャンルはありません。話題作のストーリー、キャラクター造形などの分析を行う研究発表と、実作を並行して行う創作塾的なゼミです。
文芸研究Ⅱ 浅沼璞(講師)
俳諧・連句を介し、韻文創作や散文批評の力を養う。そうして各自のジャンル意識を育み、ゼミ雑誌に結実させる。
文芸研究Ⅱ 石戸谷直紀(講師)
ゼミ雑誌の協働編集作業を軸に、リアルな日常世界を、観て、問い、綴る〈わざ〉を真剣にかつプレイフルに探究する。実作・研究の対象としては、主として、エッセイ、批評、ルポルタージュ、インタビュー記事などのノンフィクション・ジャンルを想定しています。
文芸研究Ⅱ 入倉直幹(講師)
掌編・短編を中心とした小説の実作、合評を重点に置く。能動的なトレーニングをくり返すことで文章表現の基礎を養い、作品数を増やしながら自分の文体の特徴を掴んでもらう。自らのアイデアを使いこなすための地力をつけてもらうことを目標とする。
文芸研究Ⅱ 上坪裕介(准教授)
創作と合評を繰り返し、切磋琢磨しながら、互いに高めあえる場となることを目指す。また、様々な文学作品を読み、鑑賞眼・批評眼も養う。文章表現の基礎的技術を習得し、それぞれの「書きたいこと」を探っていく。
文芸研究Ⅱ 小神野真弘(准教授)
「取材」というと報道の仕事が連想されがちですが、実のところブランディングやマーケティング、もちろん創作活動においても欠かせない営為。本ゼミはこの取材とコンテンツ制作の訓練に重点を置きます。記事実作や事例研究、ディスカッションなどを通じて、①切り口を設定するための多角的な視点と思考力、②ファクトに肉薄するリテラシーと取材力、③読み手に届き、情動を喚起する表現力を身につけていきます。
文芸研究Ⅱ 窪田尚(講師)
ひと口に「本」と云いましてもさまざまです。受講生各自がおもいえがく「ほん」をつくりましょう。企画・立案・制作・発表すべてをおこないます。また、関連する知見については必要に応じて対応するつもりです。ゼミ誌について。つくる、つくらないから検討します。参加者の総意と熱意の結果だとかんがえます。要望、希望はどしどし申し出てください。しかしできることとできないことは明確に仕分けをした上でお互いのゼミナールにしてゆきましょう!
文芸研究Ⅱ 栗原奈穂(講師)
言葉の魅力とその不思議さを分析し、テキスト解読と創作を通して、自分の個性を探す試み。その大切な手がかりとして、各自の感性で言葉の「母音表」を作成する。「母音表」から実践的に創作することで、各々の個性の発見につとめる。読む、書くだけではなく想像するとは何かを追求する。
文芸研究Ⅱ 小柳安夫(講師)
大学1年生の昨年は、熱気とともに突っ走った1年間だったと思う。2年生になった皆さんは、テーマを絞って何かを考え、身につける1年にして欲しい。[前期]は文芸やジャーナリズム、とくに新聞・雑誌などの基礎学習と活字メディアの研究発表、[後期]はジャーナリストや編集者志望者のための編集実務基礎演習と、活字に限らず総合メディアの研究発表。原則、対面授業だが、社会状況によりオンライン授業も併用する場合がある。
文芸研究Ⅱ 髙野和彰(専任講師)
ミステリの古典作品を参考に、短編を書くことに挑戦します。キャラクター設定やトリックの創案、動機の心理など、ミステリの諸要素について考え議論し、リアリティや具体性を追求してみましょう。
文芸研究Ⅱ 額賀澪(講師)
「とにかく小説を書きたい」と考える学生向けの創作ワークショップを行います。実作と合評を繰り返し、小説を書くスタミナ・瞬発力を養いながら、「自分の小説だと胸を張れる作品」を模索しましょう。常に課題と合評の〆切に追われる一年間になると思うので、そのつもりで参加してください。
文芸研究Ⅱ 山下洪文(専任講師)
詩史に残る名作を読み解くとともに、書いてきた詩を読み合い、討議する。一切がゼロに帰した焼け跡を、それでも詩を頼りに生きた荒地派を仰ぎ見つつ、自己の光と痛みに根ざした言葉をきざむ。批評と実作を並行しておこなう。
文芸研究Ⅱ 山中剛史(講師)
本ゼミは、近代作家による文学論と作品を精読することによって(昨年度は三島由紀夫『小説とは何か』)、それらの論理や実作におけるありようを理解し、ディスカッションを重ねながら作品分析または理論を応用した短編実作に取り組み、ゼミ雑誌掲載を目指す。
文芸研究Ⅱ 吉田真(講師)
原則としてドイツ文学の作品を対象とする。前期は参加者の関心に応じて主要なドイツ文学の作家(ゲーテ、グリム兄弟、トーマス・マン、ヘッセ、カフカ、ミヒャエル・エンデなど)や作品について解説をするが、後期は各自の作品を読み、発表をしてもらう。ただし、ゼミ誌の内容は各自の自由に任せる。
文芸研究Ⅲ 青木敬士(教授)
芥川賞や直木賞がフォローする主流文学から隔てられた、SF・ファンタジー・ホラー・ミステリー・ライトノベル……さらにはそのジャンルにすらハマリきらない小説を書いている人の創作塾的ゼミです。作品分析を行う研究発表と、実作を並行して行います。
文芸研究Ⅲ 伊藤景(専任講師)
「物語」のもつ力は、さまざまな現場で求められています。実践訓練として、他学部と協働して、チームで物語を生み出すことに挑戦します。物語に対する分析力を養うと同時に、卒業論文に向けた研究スキルの基礎を修得していきます。
文芸研究Ⅲ 上田薫(教授)
哲学者でありエッセイストでもあったアラン(エミール・シャルティエ)の思想を学びながら、日々の生活の中での思索をいかにして表現できるかを学んでゆく。講義と共に実際にプロポ(短文)や小説を書き、推敲して最終的にゼミ雑誌を制作する。
文芸研究Ⅲ 上坪裕介(准教授)
創作と合評を繰り返し、切磋琢磨しながら、互いに高めあえる場となることを目指す。また、私小説を中心に様々な文学作品を読み、鑑賞眼・批評眼も養う。さらに、卒業論文・作品へ向けてそれぞれの切実なテーマを模索していく。
文芸研究Ⅲ 小神野真弘(准教授)
具体的な問題意識と確かな技術、そしてスタイルを併せ持ったジャーナリストの育成を目指します。社会問題や優れた報道・ドキュメンタリー作品などを題材に議論を重ね、各自がテーマを設定。取材・執筆を通じて掘り下げることで、「世界に触れる感覚」を掴みます。実践の場として、企業等との産学連携プロジェクトを盛んに行います。
文芸研究Ⅲ 窪田尚(講師)
4年次に取り組む卒業制作・卒業論文の完成を視野に入れて授業展開します。「えほん」を基底に据えます。が、それに付随する分野や、敷衍領域に踏み込んでの展開は想定内です。まず、個々人が明確にすべきことがらを見つけることからはじめましょう!
文芸研究Ⅲ 小柳安夫(講師)
皆さんは書籍、新聞、雑誌を読むだろうか。パソコンやスマホなどのメディア全盛の時代だが、それらを押さえつつ、活字メディア、紙メディアにもこだわってみたい。メディアを作る新聞社、出版社、広告会社、テレビ・ラジオ局、YouTubeなどについても学ぶ。大学4年で直面する卒業論文・制作、就職活動に関しても、プレ指導したい。原則、対面授業だが、社会状況によりオンライン授業も併用する場合がある。
文芸研究Ⅲ 髙野和彰(専任講師)
ミステリの国内古典作品を参考に、より細分化された視点からプロット構成を考えることで各自の作品性を明確にしていきます。また、刑法や犯罪心理など関連する知識についても調べ、議論することで、破綻のない作品構成を実現するための基礎力を養います。
文芸研究Ⅲ 谷村順一(教授)
芸術学部広報誌「アートキャンパス」の編集を中心に、実践的に編集作業について学びます。
文芸研究Ⅲ 額賀澪(講師)
「とにかく小説を書きたい」と考える学生向けの創作ワークショップです。実作と合評を繰り返し、卒業制作を視野に入れた中~長編の執筆にチャレンジしていきます。常に課題の〆切に追われる一年間になると思うので、そのつもりで参加してください。
文芸研究Ⅲ 望月倫彦(講師)
文学理論を参照しながら文学・出版・文化藝術と社会との関わりを考え、各自の関心事を自分の言葉でプレゼンテーションすることで卒業制作・論文の足がかりとする。ゼミ雑誌の制作と文学作品展示即売会「文学フリマ」への参加を行う。
文芸研究Ⅲ ソコロワ山下聖美(教授)
テーマは、「自主創造に基づいた多様な文芸表現活動」。日本大学のスケールメリット、そして芸術学部の多分野隣接のメリットを生かし、各自がそれぞれの個性を花開かせながら、自らの表現のテーマを見出して作品を創っていくことを目的とします。成果はゼミ雑誌に発表します。
文芸研究Ⅲ 山下洪文(専任講師)
詩と詩論を軸に、新たな「世界」への可能性を探る。すべてがゼロに帰した焼け跡から「詩」を始めた荒地派、神と無の間に立ち尽くす「私」を追求した実存主義者のテキストを参照しつつ、自己自身と出逢うための言葉を紡ぐ。書いてきた詩を読み合い、討議し、卒論に向けた思索力も身につける。
文芸研究Ⅲ 楊逸(教授)
物語を、着想からいかに構築し、作品に仕上げていくかという、プロセスおよびテクニックについて指導する。教材がなく、根性が必要。
文芸研究Ⅳ 青木敬士(教授)
3年次までに各自が見極めた関心領域について、卒論・卒制へ向けて実作中心の指導を行う。
文芸研究Ⅳ 伊藤景 (専任講師)
表現活動の一環として、展示やイベントの企画を立案・実践するとともに、4年間の総括である卒業論文の完成を目指します。論文執筆のために、文献調査や個別指導を行っていきます。「文芸研究」の意義を追究していきましょう。
文芸研究Ⅳ 上田薫(教授)
卒業論文のテーマはそれぞれ異なるので、各自の選んだテーマについて論じる際の理論構成が、現代思想や、過去の思想的変遷を踏まえたものと成っているかを理解するために、知の全体的な流れを把握することを授業のねらいとする。
文芸研究Ⅳ 上坪裕介(准教授)
文芸研究Ⅲにおいて模索した各自のテーマをさらに深めていく。合評や発表、個別指導などを通して卒業論文・作品へと結実させる。
文芸研究Ⅳ 小神野真弘(准教授)
各自の関心領域への視野を拡げた3年次の経験をもとに、卒論・卒制を制作していきます。卒論・卒制のテーマ決定は早めに行い、それに沿った実作指導を中心とします。原則対面式で実施しますが、社会状況の変化に応じてオンライン開講となる場合もあります。
文芸研究Ⅳ 鈴木ふさ子(講師)
卒業制作に重点を置き、その指導、クラス内で進捗状況に応じての意見交換行う。あわせて3年次から読んでいる三島由紀夫の代表作のひとつ『仮面の告白』の後半を読み、テーマの設定の方法、小説の技法や表現方法を学ぶ。
文芸研究Ⅳ 高野和彰(専任講師)
卒業論文・作品の完成に向けて指導します。提出された企画書をもとにプロットの段階から議論を重ねながら、原稿を執筆し進捗報告をしてもらいます。最も身近な読者であるゼミ生同士での意見交換や指摘を大切にしつつ、完成を目指してもらいます。
文芸研究Ⅳ 高橋幸治(講師)
メディアと人間、情報と人間、テクノロジーと人間といったテーマを機軸に据え、美意識や価値観の歴史的な変遷を検証しながら、今後、人間のクリエイティビティーはどのように発揮されるべきかを模索していく。併せて卒論/卒制の指導も行っていく。
文芸研究Ⅳ 谷村順一(教授)
卒業論文・制作に向けて、各々のテーマをより深めていくための指導を行う。
文芸研究Ⅳ 波摘(講師)
クオリティの高い卒業論文・制作を目指し、学生一人ひとりの技量・進捗状況に合わせて指導を行う。また作家デビューを強く望む希望者を対象に、三年次よりも高度な創作課題を出し、実力の向上を図る。
文芸研究Ⅳ 望月倫彦(講師)
卒業制作・卒業論文のために各自のテーマにあわせてサポートを行う。ゼミ生でディスカッションを行い、各々の課題を見極めながら作品の完成を目指す。
文芸研究Ⅳ ソコロワ山下聖美(教授)
テーマは、「卒業作品を仕上げる」。ディスカッションや先行文献調査などを通して、受講者自らの卒業作品のテーマを明らかにし、作品を仕上げていくことを目的とします。
文芸研究Ⅳ 山下洪文(専任講師)
詩は愛しい凶器である。それは心の深層を抉り出し、痛みをとおして私たちを私たちに出逢わせてくれる。「文芸研究Ⅲ」に引き続き、自己の根源をあらわにする詩作・思索をおこない、四年間の締め括りとしての卒業論文・作品の執筆に臨む。
文芸研究Ⅳ 楊逸(教授)
これまで三年の間習ってきた文芸創作についての知識や技術を生かし、個々人が持つ個性と才能を、最大限に引き出し、卒業制作に臨む。
表現領域拡張講座I・Ⅱ 伊藤景(専任講師)・牛田あや美・しりあがり寿・五十嵐綾野・小澤由佳・新井卓(講師)
テーマは「総合芸術」。日本語、写真、映像、マンガなど、多様な分野の最前線について、各分野の専門家たちを招いてレクチャーするオムニバス授業。既成概念を超えた視点を持ちながら表現していく勇気と姿勢を身に付けてもらいます。
口承文芸論Ⅰ・Ⅱ 若松若太夫(講師)
説経節の物語から前期・後期でテーマを定め、内容の解説と実際の語りを聴き、テキストでは表わせない「いきづかい」から感じたことを、毎回表現してみる。期末にはそのまとめとしてレポートを作成する。
編集研究Ⅰ 安原真広(講師)
本、雑誌、ウェブメディア、テレビ番組、CM、マンガ、アニメ、ゲーム…。私たちが触れているそれらメディアは、全て編集により作られる。情報を集め、整理し、見せるとは、いかなる思考で実践されるのか。具体例を参照しつつ、ともに考えていく。
DTP演習Ⅰ・Ⅱ 入倉直幹 (講師)
PCでの誌面編集に必要な知識とスキルを実践的に修得する。ⅠではAdobeアプリの基礎的な操作方法を学んでもらい、Ⅱでは自分のアイデアを雑誌形式のレイアウトにまとめてもらう。カリキュラムの性質上、必ず同じ年度にⅠ→Ⅱの順で履修すること。
DTP演習Ⅲ・Ⅳ(a・b) 築城厚三(講師)
DTPに関する基礎的な技術習得へ向けて、知識や技術が全くない状態を前提としてスタートする科目です。Adobe InDesign、Illustrator、Photoshopの 3 つのソフトを用いた紙面構成の初めのステップをマスターし、最終的にはこれらのソフトを使った簡単な印刷物を作ります。
マンガ実習Ⅰa・Ⅱa あおきてつお(講師)
自己表現のスキルアップとしてマンガ制作を学びます。ある程度(ネームした事があるなど)の経験者向き。マンガの基本・絵・ストーリー・キャラクターなどを実習し、前期は 4 コマ作品、後期は短編作品を完成させます。マンガ家志望者にはより具体的な指導を。
マンガ実習Ⅰb・Ⅱb こにし真樹子(講師)
マンガを描いてみたい!という生徒さんと一緒に4コマ漫画、ストーリー漫画を描いていきながら技術を指導。こちらのクラスではマンガを描いたことがない初心者さんも大歓迎。マンガ作成の工程を学びながら産みの苦しみを味わい楽しんでもらいたいです。
文芸情報処理演習Ⅰa・b 小神野真弘(准教授)・髙野和彰(専任講師)
文芸学科での学びに役立つソフトウェアやWebサービスを活用するためのスキルを、実践を通じて身につけます。I(前期)では、PCの基本的な知識や電子メールの使い方とビジネスマナー、Microsoft OfficeやAdobe Indesignの基本操作などを学び、後期のゼミ雑誌制作への下準備をしていきます。カリキュラムの特性上、必ず同じ年度・同じクラスでⅠ→Ⅱの順で履修してください。
文芸情報処理演習Ⅱa・b 小神野真弘(准教授)・髙野和彰(専任講師)
I(前期)を踏まえての発展的な内容を学びます。Microsoft Officeの実践的な操作、プレゼンテーション手法、チーム作業に役立つクラウドサービスの活用、Chat GPT等の生成AIの知識などを網羅的に扱います。aクラスとbクラスでは内容に一部違いがあるのでシラバスやガイダンスで確認してください。また、必ず同じ年度・同じクラスでⅠ→Ⅱの順で履修してください。
教職 国語学Ⅰ・Ⅱ 上田薫(教授)
基礎的な文法・修辞・構文や重要語句などを学ぶだけでなく、古典作品の面白さを知って伝える技術を身につける。『古今和歌集』の読解を中心に、『源氏物語』などをテキストにして解説する。
教職 国文学Ⅰ・Ⅱ 上田薫(教授)
現代国語の教材になる小説、評論、随筆などの正確な理解と、それを論理的に解説する能力を身につけることを目的とする。
教職 漢文学Ⅰ・Ⅱ 久保田めぐみ(講師)
高等学校の授業を想定し、漢文の標準的なテキストを読みながら、実践的な授業展開方法を学ぶ。学生による模擬授業有り。
教職 漢文学史Ⅰ・Ⅱ 久保田めぐみ(講師)
高等学校の授業で必要な『論語』『老子』『荘子』等を読む。国語の教員として習得すべき基礎知識の獲得を目的とする。学生によるレポート発表の時間有り。
教職 書道Ⅰ・Ⅱ 佐藤かつみ(講師)
書写教育の基盤となる「文字の実用性」と「文字の表現美」を、書道史を辿りながら理解し、各書体の基本的な技法習得をはかる。中学校国語科書写教育の主軸となる楷書・行書体は、確実な技法習得を目指す。教職書道Ⅰでは、篆書・隷書・草書・行書体を扱い、教職書道Ⅱでは、楷書体・仮名を扱う。
国語科教育法Ⅰ(前期) 浅沼璞(講師)
学習指導要領に掲げられた国語教育の目標を達成するための教材研究を行う。その上で指導案・指導法について適宜学ぶ。併せて教科書から韻文テキストを選び、板書計画の作成および模擬授業の実践に挑む。なお国語科教育法Ⅱと同年度に履修すること。
国語科教育法Ⅱ(後期) 浅沼璞(講師)
学習指導要領に掲げられた国語教育の目標を達成するための教材研究を行う。その上で指導案・指導法について適宜学ぶ。併せて教育法Ⅰの担当テキストをふまえ、指導案の作成およびアクティブラーニングの実践指導に挑む。なお国語科教育法Ⅰと同年度に履修すること。
国語科教育法Ⅲ(前期) 浅沼璞(講師)
学習指導要領に掲げられた国語教育の目標を達成するために、その理念を深く理解し、国語科の基本的な指導法を習得する。国語科教育法Ⅰ・Ⅱを基礎としたうえで中学校での学習に特化し、板書の仕方や指導法を中心に学ぶ。なお国語科教育法Ⅳと同年度に履修すること。
国語科教育法Ⅳ(後期) 浅沼璞(講師)
学習指導要領に掲げられた国語教育の目標を達成するために、その理念を深く理解し、国語科の基本的な指導法を習得する。国語科教育法Ⅲを基礎とし、引き続き中学校での学習における、教材研究(中級)の仕方や情報機器について学ぶ。なお国語科教育法Ⅲと同年度に履修すること。
教職実践演習(後期) 櫻井歓(教授)
教職課程の総仕上げにあたる本科目では、現代社会における学校教育の課題や、ICTを活用した国語教育の可能性を探る。対面授業とオンライン授業を組み合わせ、学生諸君に模擬授業やレポート発表を担当してもらいながら、演習形式の授業を展開する。
教育実習事前・事後指導(国語) 浅沼璞(講師)
教育実習での様々な課題を検証し、実践的で具体的な教育方法を修得する(模擬授業等)。大学における教職課程の集大成として、教育実習へ望む意識を高める。実習後は全員で総括を行い、各自の能力と現場教員に求められる資質の適性について考察する。