山崎隆介さん(高校教諭)

山崎隆介さん  高校教諭

1.文芸学科への志望理由

幼少の頃から本を読んだり、物語を書いたりするのが好きでしたが、中学、高校と運動部の部活にあけくれ、創作からは離れていました。ですが、大学受験というタイミングで、自分が4年という期間を費やし、決して安くはない学費を納めてまで学びたいことはなんなのかを改めて考えた結果、「小説で一発当てて、実写化のヒロインを演じた女優と結婚したい」というビッグドリームを再び抱き、創作を中心に学ぶことのできる文芸学科に進学しました。

2.学生時代の思い出

部会にもサークルにも所属していなかったので、バイトをしながら、気の合う友人と気がすむまで遊びまくっていました。講義にも出たり出なかったりで、まじめな学生ではありませんでしたが、ゼミをはじめとする創作活動だけは、4年間きっちりと続けました。「人生最後のモラトリアム」などと称される大学生活ですが、結局は、自分が何をしたくて大学に入ったのか、を忘れないことが一番大事なのかもしれませんね。

3.進路について、後輩へ一言

仕事というのは基本的に面白くありません。眠いし怠いし帰りたくなります。宝くじが7億円当たったら絶対辞めます。でもたまに「あ、面白い」と思える瞬間があったりします。「その一瞬のために頑張れ」などと言うつもりはありませんが、たまにくらい面白いと思えなかったら働きつづけられないので、会社の規模などで決めるのではなく、なるべく自分が面白いと思えそうな仕事に就いたらいいと思います。

 

(※職業・勤務先は、取材当時のものです)