英米文芸学研究II (植月惠一郎)

通年 4単位 前期課程1・2年 選択必修科目 研究・創作部門



■授業のねらい
 英文学におけるエコロジカルな思想を今のエコロジー思想と比較検討してみる。


■指導方針
 主にイギリス・ロマン派以降のエコロジーを扱う予定。原文に当たる機会が多いと思うが、英語力は気にしなくてよい。テーマを追求する熱意と集中力がカバーしてくれるだろう。
 学会誌の審査に耐えうる論文を書いてみる予定。論文の書き方などというものはない。それぞれのテーマの先行研究における優れた論文をたくさん読みことで自ずと書き方は身についてくるはず。
 以上はあくまで予定で、実際の受講者の研究テーマによって内容を若干変更する場合がある。


■授業及び指導計画


<前学期>
1.oikosの意味—ヘッケルとスワロー
2.ラスキンのエコロジー
3.モリスのエコロジー
4.ベイトの『ロマン派のエコロジー』について
5.ラヴロックの《ガイヤ》とワーズワスの“one life”
6.ワーズワスの「木の実採り」
7.ワーズワスの「自然を師と仰げ」
8.廃墟とエコロジー
9.『抒情歌謡集』とエコロジー
10.『序曲』とエコロジー
11.『湖水地方案内』とナショナル・トラスト
12.鉄道敷設反対文書と環境保護運動
13.ワーズワスはエコロジストか?


<後学期>
1.アリストテレスのエコロジー
2.ウェルギリウスの『牧歌』のエコロジー
3.ウェルギリウスの『農耕詩』のエコロジー
4.モンテニューのエコロジー
5.ベーコンのエコロジー
6.スピノザのエコロジー
7.イーヴリンの『森』—イギリスの林業の始まり
8.マーヴェルのエコロジー
9.ルソーのエコロジー
10.マルサスの『人口の原理』とエコロジー
11.ジョン・クレアのエコロジー
12.シェリーの菜食主義とエコロジー
13.エコクリティシズムの現在


■テキスト及びサブテキスト:プリントを使用する予定。詳細は開講時に指示する。


■成績評価:主に平常点と学年末レポートで評価するが、その他の点も考慮し総合して評価する。


■オフィスアワー:
開講時に指示する。


■E-mail:開講時に指示する。